ロシアに所在するダゲスタン共和国のマハチカラ空港で旅客機が暴徒に包囲されているとのX(旧ツイッター)の投稿を見ました。
投稿によればイスラエルから到着したエルアル機の乗客を拘束。ガザでパレスチナ人が殺されたことへの報復のようです。
引用元:X(旧ツイッター)Thoton Akimotoさんのツイート
ダゲスタン共和国ってどこにあってどんな国か調べてみました。
- ダゲスタン共和国について
- ダゲスタン共和国の位置
- ダゲスタン共和国って行っても大丈夫なの
- まとめ
ダゲスタン共和国について
ダゲスタン共和国はロシアの北カフカス(コーカサス)連邦管区に属しています。
その位置は北カフカスとカスピ海の中間にあるロシア連邦を構成する共和国の一つになります。
首都はマハチカラ
国名はトルコ語の山を意味する単語にとペルシャ語の地名の接尾辞がついて「山が多い場所」を意味しています。
山岳地帯なため多様な民族が混在して、今も部族的な生活をしています。
国の政治は、クレムリンより任命されて、役職は「首長」
ダゲスタン共和国に住んでいる民族は、アグール人、ダルギン人、ラク人、レズギ人、ルトゥル人、タバサラ人、ツァフル人およびテュルク系民族のクムイク人、ノガイ人で、住民のほとんどはムスリム(イスラーム教を信仰している人々)です。
ダゲスタン共和国は総合格闘技が盛んで、世界の総合格闘技界でダゲスタン共和国出身の選手が活躍をしています。
ダゲスタン共和国の位置
この地図でいうとアゼルバイジャンの北側になります。
ダゲスタン共和国って行っても大丈夫なの
現在、ダゲスタン共和国はロシアのウクライナ侵攻に兵士として動員され、さらなる限定動員令に対する抗議デモがおこり多くの逮捕者も出ています。
また、敬虔なイスラーム教徒スンナ派が多く、その中でもスンナ派内の激しい信仰をもった人が多いようです。
過去に武力衝突や治安機関を標的にした爆弾テロやその他にも犯罪集団による誘拐事件や殺人事件等重大な犯罪が発生しており治安はいいとは言えず、現在外務省が発表している安全情報では
レベル3(渡航中止勧告 )地域
となっています。
外務省海外安全情報
外務省海外安全情報 ロシア
引用元:外務省ホームページ
まとめ
今回は簡単にですがダゲスタン共和国を紹介しました。
ダゲスタン共和国は普段日本で生活していると馴染みのない国ですが、今の世界情勢ではまた報道されることがあるかもしれません。
できる事なら暴動などではなく、いいニュースでダゲスタン共和国名前を目にしたいと思っています。
世界中を安心して旅行ができる未来が来ますように。