この記事は2024年1月4日に追記しています。
春先から初夏にかけてのレジャーの一つとして潮干狩りが有ります。
毎年ゴールデンウィーク時期になるとテレビでも紹介されますよね。
でも
茨城県内で潮干狩りってどこに行けばいいの?
茨城の海ってどんな貝が採れるの?
潮干狩りに必要な道具や注意点は?
って疑問はありませんか?
私も数年前まで茨城県内ではハマグリが潮干狩りで採れるなんて知りませんでした。
しかも、
無料で!
というわけで、この記事では
茨城県の海
でハマグリが採れる潮干狩りについて紹介します。
潮干狩りで採れる貝と言えばアサリを想像する人多いですよね。
知っていますか?私が住む茨城県は太平洋に面していますが、アサリは捕れないんですよ。
アサリは内海で採れる種類の貝で、太平洋に面した茨城県の砂浜では採れないのです。
茨城県の砂浜で採れる貝はハマグリ・ヒラガイ・ホッキガイです。
茨城県の砂浜でハマグリが採れると言っても無制限ではなくルールがあります。
ハマグリを採る際の注意点も説明します。
このブログは
- ハマグリが食べたい人
- 家族で手軽にレジャーをしたい人
- 自然と触れ合いたい人
におススメです。
無料で採れるハマグリ
茨城県の海ではハマグリがよく採れます。
茨城の海は鹿島灘といわれ、海産物の資源も豊かで、茨城県産のハマグリも特産品の一つです。
ハマグリとは
ハマグリはマルスダレガイ科に分類される二枚貝の1種である。食用として一般的な貝類の一つである。
北海道南部から九州にかけての日本各地に分布している。
殻は丸みを帯びた三角形。やや薄い。殻長8.5センチメートル、殻高6センチメートル、殻幅3.5センチメートル。
淡水の影響のある内湾の潮間帯から水深20メートルの砂泥底に生息。
産卵期は6-10月(ピークは8-9月)。2年で32ミリメートル、4年で44ミリメートル、5年で55ミリメートルまで成長する。寿命は少なくとも6年とされる。
Wikipediaから一部引用
ちなみにハマグリによく似たホンビノスガイと言うのも最近出回っていますね。
こちらも大変美味しい貝です。
基本的に海水浴実施期間以外は駐車場は無料、潮干狩り場でないので利用も無料です。
茨城県でハマグリを採っても良い場所
茨城県内ではハマグリやヒラガイ、ホッキガイには漁業権が設けられています。
簡単に言うと勝手に取ると罰せられる恐れがあると言うことです。
ただ、茨城県内の決まった場所であれば細かいルールが有りますが採取が認められています。
こちらを参考にどうぞ
茨城の潮干狩り | 観光いばらき公式ホームページ (ibarakiguide.jp)
茨城県内で潮干狩りが出来る場所は
の4カ所だけです。
大洗サンビーチ
大洗サンビーチは遠浅の綺麗な海岸です。
大洗は水戸の東側にある大洗町にあり、フェリー乗り場や市場、水族館もあって観光にも良いところです。
大洗サンビーチは海水浴場ですが、サンビーチの一区画では採取は認められています。
駐車場はとても広く、夏場の最盛期で無ければ駐車場は無料です。
一応、行く前には確認してくださいね。
大洗の海水浴 | 大洗観光協会公式ホームページ (oarai-info.jp)
交通アクセス
車でのアクセス
東京方面から>>常磐自動車道・友部JCT
>>北関東自動車道東水戸道路(約15分)
>>水戸大洗IC
>>国道51号線(約15分)
郡山・いわき方面から>>常磐自動車道・日立南太田JCT
>>国道6号・国道293号・国道245号経由(約40分)
千葉県方面から>>東関東自動車道・湾岸市川IC(約60分)
>>潮来IC
>>国道51号(訳1時間10分)
電車・バスでのアクセス
水戸駅から
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線>>大洗駅 約15分
茨城交通バス(北口バスのりば)>>アクアワールド・大洗行 約30分
鉾田海水浴場
鉾田海水浴場は、鉾田市の大竹地区にあります。別名大竹海岸です。
こちらも南北に長い海水浴場になっていて、駐車場も最盛期以外は無料です。
こちらはヒラメのルアーフィッシングでも有名で、ヒラメ狙いの釣り人やサーファーも多く居ます。
近くには県立鹿島灘海浜公園と森と海の郷という道の駅のような施設も有り、眺めもよくゆっくり出来る場所もあります。
大竹海岸鉾田海水浴場 | 鉾田市公式ホームページ (hokota.lg.jp)
交通アクセス
車でのアクセス
東関東自動車道>>鉾田IC>>県道182号線経由で約20分
東関東自動車道>>潮来IC>>国道51号線経由で約40分
北関東自動車道東水戸道路>>水戸大洗IC>>国道51号線経由で約30分
電車・バスでのアクセス
大洗鹿島線「新鉾田駅」からタクシーで約15分
下津海水浴場
下津は「おりつ」と読みます。
下津海水浴場は鹿島市内にあります。
こちらの海水浴場も遠浅で大潮の引き潮に当たるとかなり沖まで歩いて行くことが出来ます。
こちらも駐車場は最盛期以外無料ですが、駐車スペースはあまり広くありません。
近くの民家が有料で敷地を解放しています。
ここの近くには鹿島アントラーズのホームであるカシマスタジアム、鹿島アントラーズのクラブハウス、鹿島神宮があります。
下津海水浴場 – 鹿嶋市ホームページ (city.kashima.ibaraki.jp)
交通アクセス
車でのアクセス
東関東自動車道>>潮来IC>>国道51号線経由 約17分
電車でのアクセス
JR東日本鹿島線>>鹿島神宮駅>>タクシーで約11分
日川浜海水浴場
日川浜海水浴場は茨城県の南東に位置する神栖市にあります。
日川浜海水浴場も遠浅の海水浴場です。神栖市の海岸線には風力発電の巨大な風車が圧倒的な迫力です。
日川浜海水浴場は600台の駐車場が有ります。
近くには日川浜オートキャンプ場もあります。
神栖市の海水浴場 | 神栖市観光協会・公式ホームページ (kamisu-kanko.jp)
交通アクセス
車でのアクセス
東関東自動車道>>潮来IC>>国道124号線経由 約35分
電車でのアクセス
JR東日本鹿島線>>潮来駅・鹿島神宮駅からタクシーで約35分
JR東日本成田線>>下総橘駅からタクシーで約15分
<<詳しい交通アクセスはこちら>>
>>観光いばらぎ
>>神栖市観光協会
ハマグリ採りの注意点
茨城県内でのハマグリ採りについての注意点を説明します。
・ ハマグリをしても良い場所
・ 採っても良い量
・ 採っても良い貝の大きさ
・ ハマグリ採りをする際の道具の制限
・ その他の注意点
ハマグリを採っても良い場所
ハマグリを採って良い場所は説明しました。
ハマグリや他の貝の採取には漁業権が設定されていますので、決まった場所以外での採取は法律違反になることがありますので注意が必要です。
採っても良い量
資源保護のため、一人あたりの採ってもよい量が決まっています。
一人あたり1日1キログラムまでです。
いくら採ってもよ場所でも採りすぎは漁業権侵害になりかねませんよ。
採っても良い貝の大きさ
ハマグリ、ヒラガイは3センチ以下、ホッキガイは7センチ以下は禁止です。
ハマグリ等の貝は1年で大きく育ちません。何年もかけて大きくなるので、小さい貝を採ってしまうと、翌年以降採れる貝の数が減ってしまい翌年以降ハマグリ採りが楽しめません。
ちゃんとルールを守りましょうね。
ハマグリ採りをする際の道具の制限
貝採りに使う道具に制限があります。
『柄の長さ50cm未満・つめの長さ5cm未満・幅20cm未満』の熊手のみ使用が許可されています。
じょれんや金網や網付きの熊手はダメですよ。
その他の注意点
管理されていない自然の中に入るわけですから、どのような危険があるかわかりません。
突然大きな波が来てさらわれるかもしれません。
特に小さい子は注意しましょう。
他には毒を持ったアカエイやクラゲなど危険な生物もいますので、十分注意しましょう。
ハマグリ採りの準備
最後に私がハマグリ採りの時の道具について説明します。
1 水着や濡れてもいい服装
浅いとはいえ、外洋に面していますので割と波があります。
波打ち際や潮が引いたところで探すのなら良いのですが、海に入るのなら水着や濡れてもいい服が必要です。
バッチリ波を被りますからね^^
ちゃんと着替えも準備しておかないと帰りが大変ですよ。
2 薄手の手袋
私はワークマンやコーナンなどで売っている薄手の作業用の手袋を使っています。
手のひらがゴムで、甲側が布製のですね。
貝殻等が有るのでケガしないように手袋しましょうね。
3 靴下
サンダルや海遊び専用の靴でも良いのですが、私は靴下を履きます。
海に入って足でツイストするみたいにグリグリするんです。そうすると貝があるとすぐにわかります。その感覚が靴下だとわかりやすいんです。素足よりケガしにくいのでいいですよ。
4 網
これは採った貝を入れる網です。たすき掛けに出来るものが良いですね。
波の無いところならバケツでも良いのですが、海に入ると波に洗われてせっかく採った貝を自然に返す事になりかねませんからね。
5 バッカン
採った貝を入れて持ち帰る用の物です。私は釣具店で売っている小型ポンプを取り付けています。
貝採りをしている場所の海水を入れてポンプを使って生かしたまま持ち帰っています。
持ち帰る間に砂をある程度吐いてくれます。家に帰ってからもしばらく置いておく感じですね。
6 熊手
熊手は海に入らないときに使いますが、あまり使用頻度は多くないですね。
まとめ
茨城県内でハマグリ採り(潮干狩り)ができるのは
大洗サンビーチ
鉾田海水浴場(大竹海岸)
下津海水浴場
日川浜海水浴場
の4カ所だけです。
駐車場も無料のところが多いです。
ハマグリ採りの注意点は
ハマグリ採りが許可されている場所は4カ所
採っていい量
採ってもよい貝の大きさ
ハマグリ採りをしても良い道具の制限
その他の注意点
も説明しました。
ハマグリ採りの準備としてあると便利な道具の紹介をしました。
自分で採ってきた物を食べるのはとても楽しいです。
皆さんももし良かったら茨城の海に遊びに来てください。
貝採り以外にも楽しかったり、景色の良いところ、美味しいものがたくさんありますよ。